肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

ラオスで暮らすうえで必要なビザ

今後は翻訳の仕事だけでなく、通訳としての仕事も受けられるようになりたいと考えて動いており、

日本国内にとどまらずラオスで仕事をすることも選択肢に入っているため、現地でのビザに関する記事を投稿します。


先に結論を言うならば、ラオスで長く暮らしたいというのであれば
どこかの企業や組織に所属して就労ビザを受けるか、

ご自分で大金をはたいてビジネスを起こしてビザを受けるかというのが最善ということです。

ちなみに、ラオスでは結婚ビザは見当たらないので、たとえ現地人と結婚しても、ご自分で何らかの方法でビザやIDを取らないと国には居られませんのでご注意ください。


まず日本のパスポートを持っている人が短期間の観光目的でラオスに入国する場合

入国日から15日以内の滞在であればビザは不要となります。
ラオスビザ案内 | 駐日ラオス大使館

(引用元:駐日ラオス大使館HPより)

2016年12月末までは、たとえラオスでのビザが無くても普段はラオスの首都ビエンチャンに住んで2週間ごとに陸路で国境を越えてタイ東北部の街・ノンカイにあるイミグレーションで出入国のスタンプをもらうようなビザランを繰り返すことでラオスに住んでいる日本人を多く見かけました。

ところがタイ側の法律が変わったことにより
2016年12月末から、近隣諸国から陸路でタイに入国することに関しては規制がかかるようになり、

陸路でタイに入国できるのは1年に2回までというルールができました。
在タイ日本国大使館ウェブサイト

(引用元:在タイ日本国大使館HPより)


この規制ができたことにより、今までラオスでビザ無しで暮らしながら2週間ごとにビザランをやっていた方たちにとってはラオスに長く居続けることが難しくなりました。


この投稿は日本から来た短期の旅行者の方には何の関係もない話になりますが、

日本からラオスに滞在する目的がある方にとって
この規制は大きな壁になるかと思います。



私は2010年9月から2015年9月までの5年間は
ラオス国立大学に正規に登録している留学生でしたので、
現地でIDカードと学生ビザを受けることができました。

外国人学生用のIDカード(表紙)
こんな紙切れなのに、申請手数料として65USDも払わされました。
有効期限は1年間ですので、毎年更新していました。

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こちらがIDカードの中身

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こちらがパスポートに貼り付けた学生ビザ(ST-B2)です。
このシールは一か月10USD計算×12か月分ですので、取得するのに120USDほどかかりました。
有効期限は1年間ですので、毎年更新していました。

この中にMultipleと書かれた場所があるのですが、これを取得することによって有効期限内であればずっとラオスに住んでいても良く、何回でもラオスへの出入国は自由にできるというのが大きな魅力でした。

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ラオス国内ではIDカード、学生ビザともに必要となります。

ビジネスで取得した場合は、手数料や記載されている内容に違いがあります。

私が学生だったころは、大学内にある専門の部署で手続きをお願いしていたのですが、ここの部署にいる職員に問題がありました。

それは手続きを代行するかわりに「申請には交通費など別途で金がかかる」と言って、色々な国から来た留学生たちからかなり大目にお金を徴収し、それを自分の懐に入れる人がいることでした。

大学に来る外国人留学生は数百人単位でしたので、きっと大きな小遣い稼ぎになったことでしょう。

すべてとは言いませんが、一部のラオス人はこういうズルイ人がいるので注意しましょう。

私:「必要なものだったら領収証は出るよね?」
職員:「領収証はズボンに入れたまま洗濯機に回してしまった」

私:「再発行は?」
職員:「それはできない。」

私:「最初から、領収証なんか無いんでしょ?あなたが自分の懐に入れていたんでしょ?」

職員:「そんなことはない」
私:「じゃ、領収証が無いなんておかしいじゃない?」

更新の時期が来る度、毎年こんなやり取りをしていました。

自分はそういう人に抵抗して袖の下を払わなかったため、
意地悪をされてしまい、ずっと放置されていつまで経っても手続きに行ってもらえないということがありました。

結局、その方の上司の方に相談して渋々手続きをやってもらいましたが、袖の下を払わなかったことを根に持たれ一か月以上も待たされるなどひどい目に遭いました。


以下、余談ですが
ラオス国内には、合計で4カ所ほどタイへ行くための橋がかかっています。

以前、国内旅行で南部のカムワン県のタケークという地区にできた橋を渡って、タイのナコンパノムという場所に行ったことがあります。

この橋にあるイミグレーションでは、通行料の案内が2USDと書かれていたので、それを係員に手渡したのですが

「この看板は古いもの。本当は3USD必要だ」と言われて
3USDも払わされたことがあります。

完成したばかりの橋なのに看板が古いという言い訳がおかしいですよね。

実際は2USDで通れる場所なのに3USD徴収しておき、
差額の1USDはその係員の懐に入ったのでしょう。

1人からたった1USDでも、100人から徴収すれば100USDになるので、大きな小遣い稼ぎに利用していたのだと思います。

ラオスで暮らすということは、ビザの問題もありますが、このように袖の下を払わされることも付きまとってくるので、ある程度の心構えとして

袖の下=税金のようなもの?

と解釈することが必要になります。


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