肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

31歳のとき  フィリピンで空手の稽古をすることになった 1

離婚がきっかけで仕事を失って精神疾患になり、気が狂ったような毎日を過ごしていました。

身体的には五体満足だったものの、この当時は物事に対して何か正常な判断を下すことは困難になっていました。

とてもじゃないけど、仕事に行けるような精神状態ではなく、苦しいんだけど、解決策は全く見えず 暗闇の中をさまよって歩くような時間だったと記憶しています。


それまでの人生で得てきた日本社会的な価値観をリセットする意味合いと、健康管理を兼ねて東南アジアのフィリピンに滞在し、空手道の稽古をすることになった準備段階の話を綴ります。


とにかく何かしないといけない・・・
あせるほど深みにはまり、もがいて苦しかった日々でした。

藁をもすがるような思いで、自宅にあったパソコンを使って情報を検索して興味を持ったのは

長野県飯田市に総本部を置く空手道禅道会のHPでした。
空手道場なら大人気の空手道禅道会 総本部


情報を読んでいくと、空手道場だけではなく
NPO法人として他の事業を運営していることが分かりました。

ディヤーナ国際学園という引きこもりや家庭内暴力不登校の相談にのるなど、
自立支援に関する仕事もしているようです。
ディヤーナ | 引きこもり/家庭内暴力/不登校 の相談はディヤーナ国際学園


今でこそ、世界各国に道場がありますが、
私が相談した時はタイのバンコクに大きな支部があって、
あとはフィリピンの道場だけで海外展開していた時代があり、

当時はまだラオスにも進出していない時期でした。

” フィリピンに道場があるのか・・・行ってみたいな ”

自分が住んでいる地元に禅道会支部があると分かったので、
まずは思いきってそこに相談のメールを送ってみました。

相談だけでも相当な勇気が必要でしたが、メールを送ったところすぐに対応していただきました。

日時や場所を設定して、わざわざ長野県から専門の相談員の方が
来て下さることになったのです。

一度、電話で話をさせていただいたときに「事前に必ずご両親を説得して、相談のときは同席してもらうようにしてください」と言われました。

両親は私が狂っていた状況を目で見て「おかしい」とは思いながらも、
現実逃避のように見て見ぬふりをしていました。

ですので、このフィリピン行きの相談も私が自分から動いて連絡を取り、両親の同席が必要になったので時間を取ってほしいと伝えたところ、相談の場が実現したのです。

こうして、両親と共に待ち合わせの喫茶店に到着し、相談員の方と会って話を伺うことになりました。


実際に相談員の方と会ってみたところ、とにかく身体つきが大きくて強そうという印象を持ちました。

当時、私自身は身長162cm、体重65kgくらいでした。

私の父親が身長170cm、体重100kg のデブだったのに対し、

相談員の方は身長180cm、体重80kgくらいで
毎日稽古を重ねて鍛え上げられた身体つきをしており、時折鋭い眼光を放っているようにも見えました。

喫茶店で会って相談になったときは、人生で挫折してどうしても苦しかった胸の内を話し、まずは時間をかけて丁寧にこちらの話を聞いていただきました。

次は具体的にフィリピン道場での生活等について助言をいただくことができました。

とにかく私は変わりたい、それまでの荒んだ生活から抜け出したいと言う一心から
相談の最中からすでにフィリピンに行こうと決めていました。

一通りの悩み相談をし、フィリピン行きにかかる費用や航空券の手配などについても話をした記憶があります。

確か2時間ほど話し込んで、その日は解散となりました。

母親は相談員の方について「とても親身になって話を聞いてくれたし、優しくて強いという印象があるから任せてもいい」と言っていました。

父親は相談員の方を見て、自分よりも遥かに大きく強そうな人の前で恐怖すら感じていたそうです。

空手道の団体がやっている事業ですから屈強な空手家がいて、
大きな体格の方がいるのはその世界では当たり前のことなのですが・・・。

自分にとって父親の存在とは、家の中で投げ飛ばされたり、虐待をされたわけですが、
その父親が見て恐怖すら感じるということは、よほど相手が大きく見えたのだと思います。

ちょっと脅える父親を傍目で見ていて、本当に強い人ってこういうことなんだなと感じた瞬間でもあり、

きっと大きくて強くて優しいという空手家がいることは、子供が空手を習うことを考えると、父兄の方も安心する要素なのかなという感じがしました。



結婚していたころ、私はブラジリアン柔術の稽古に行っていましたが、家庭内予選に敗退してから退会させられてしまいました。

ですので、心のどこかで格闘技に対する気持ちがあったのは事実であって、
それを叶えるきっかけができました。


相談が済んでからは、フィリピン行きについてより具体的なやり取りをするようになり、フライト前日は空港前のホテルにチェックインし、

フライト当日は空港内で待ち合わせの場所と時間を決めて

いよいよフィリピンでの生活がスタートする運びとなったのです。

今日はここまで

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