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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

28歳のとき 産後一か月検診

人生の軌跡

子供が生まれてから一か月の間、奥さんは子供につきっきり、
私は仕事から帰宅してからたまった家事をこなすという毎日を過ごしていました。

1日は24時間しかありませんが、子供が生まれて一緒に暮らすようになってからは48時間で何をどうするのかと予定を立てて動いていました。

怒涛の毎日を過ごしながら産後一か月検診に同行した時の話を綴ります。

当日は有給を申請して運転手をやり、予約の時間に間に合うよう奥さんと子供を車に乗せて総合病院まで向かいました。

産婦人科外来まで到着すれば、あとは外の待合でボケ~っと待っているのみです。

予約の時間に間に合うように到着したはずですが、さすが総合病院の産婦人科・・・
ものすごい混雑で実際に呼ばれるまでは2時間近く待たされたような記憶があります。

奥さんの順番になり、自分は待合にいることにしました。

で、しばらくしたら看護師さんが「ご主人も中に入ってください。先生と話していただきます」と言われて診察室に通されました。


診察室にて。

私:「なぜ自分がここに呼ばれるのか分からないんですけど?もう用件は済んだんじゃないですか?」

Dr:「お子さんは順調に育っていますので、心配いりません。それよりもご主人、この紙を見てごらん」と一枚の紙を手渡されました。

それは奥さんがひそかにずっと書きためておいたものらしく、産後一か月検診のときに主治医に話そうと思ってメモしておいたということでした。

A4サイズの紙に新聞紙くらいの小さな文字で
びっしりと書かれている内容は私の悪口ばかり。
ガ━━(゚д゚;)━━ン!!

要約すると「旦那が憎い」「旦那が嫌い」「旦那なんか死ね」「帰宅が遅い」「子供の世話の仕方が下手」「旦那が私の思ったように動いてくれない」その他いろいろ。


私はこれを読んで呆れ倒れそうになりました。


Dr:「ご主人、これを見てどう思う?」

私:「今、急にこんな紙を見せられて驚いています。ずっとこんなことを思い続けていたのかと。じゃどうすれば良かったのかなと思うばかりで」

Dr:「私はこのメモを見せられてご主人を呼ばなきゃと思いました」

私:「はぁ・・・・」

Dr:「奥さんねぇ、ご主人のことが許せないんでしょ?」

奥さん:「はい、そうです。ここに書いたままです」

Dr:「あなたたち、このままいくと離婚するよ。」

奥さん:「そんなことありません」

Dr:「奥さん、ご主人に対して父親としての理想像を求めているけど、現実は違ったからご主人のことが憎いとかそういう感情になるんでしょ?」

奥さん:「そうです。」

Dr:「もう一回聞くけど、ご主人のことが許せない?」

奥さん:「そうです。」

Dr:「じゃはっきり言います。奥さんねぇ、このままの意識だとご主人が耐え切れなくなってそのうち家出して離婚してくれって言い出すよ」

奥さん:「そんなことはありません」

Dr:「今はご主人のことが許せないとか憎いという感情で頭がいっぱいなんだよね?そのうち子供が大きくなってくれば今度は子供のことが許せなくなる。子供に向かって理想を押しつけるようになって、それと現実が違ったら次は子供を責めるようになる」

奥さん:「先生、そんなひどいことを」(←ここで奥さんが号泣)

Dr:「高い理想を掲げるのはいいけど、現実はだんだんズレてくるわけ。そこを認識してもらわないと。」

Dr:「ご主人、これからも奥さんのこういった考え方に追従できますか?」

私:「そこが問題だと思っています。先生と話してみてここに呼ばれた理由が分かりました。妻には心療内科や精神科など、心の専門家が関わってカウンセリングを受けさせるなど何かの対応が必要かなと」

Dr:「そう。メモを見てそう思ったからご主人を呼んだの。このやりとりで気付いたんだからご主人は至って冷静なんだという印象を持ちました。」

奥さん:「私は正常です。頭がおかしいのは主人です。カウンセリングを受けなければいけないのは主人のほうです。」

私と産婦人科医:ΣΣ(゚д゚lll)

Dr:「産婦人科医としては、奥さんに対して心療内科又は精神科の受診をするよう強く進言します」

奥さん:「私はかかりません。必要ありません。そんな紙、もらっても破って捨てるだけです」

Dr:「奥さん、カルテに記載された内容を読んだよ。子供を産んだ次の日に病棟からは一日中身体を休めておくようにと指示されたプリントをもらっていたよね。ところが、それを無視して新生児室に行こうとして、廊下で倒れたそうじゃない。駆けつけた看護師に暴言を吐いているよね。そこはどう思うの?それが正常な判断と言えるの?」

奥さん:「・・・・・」

私:「先生、もう目の前で答えは出ていると思います。心療内科か精神科に向けた紹介状の作成をお願いします。実際にこの総合病院まで定期的に通うのは大変なので、どこか自宅から通えそうなところを探していくようにします。」


産後の一か月検診ではこのようなやり取りを経て、紹介状を書いてもらいました。

本人が頑なに言うことを聞かないので、その日の晩は姑に相談してみました。

最初、姑も奥さんと同じ意見を持っていましたが、結局は紹介状を持って本人が通えそうな心療内科を受診することになりました。

どうやら私には付き添ってほしくないらしく、姑が本人に付き添いました。

後日、心療内科では産後うつと診断されました。

奥さんは「旦那のせいで、私が産後うつになった」とあちこちに言っていました。


子供のことよりも、奥さんとの関係について色々と考えさせられた時期でもありました。


今日はこの辺で

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