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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

21歳の時 テレビ電波障害対策工事の部署へ異動 3 てめぇなんかやめちまえバカヤロー

取締役部長が直接陣頭指揮を執る部署で、課長、事務員のお姉さん、自分の4人だけというメンバーで仕事を進めていました。

仕事の指揮命令は課長の役割ではなく、全て部長が
細かいことまで徹底的に部下を管理して指示を出し、
どんなに些細なことでも必ず報告するよう求められた環境で仕事をしていました。

私はヒラ社員の立場だったのに、隣は課長が座り、その前には部長の机が置かれていました。

そういった距離感の近さゆえ、仕事を進めていくうえで少しずつ意見や考えに違いが出てくるようになりました。

あるとき、理不尽に耐えかねて口答えをしたところ
部長がキレて「てめぇなんかやめちまえ!バカヤロー」と怒鳴ったときのエピソードを綴ります。


緊急で住宅の屋根上にテレビアンテナを設置する仕事が入ってきたときのこと。
課長と私はそれぞれの仕事を抱えていて手が離せなくなってしまい、
課長の判断で外注業者の方を手配して工事をお願いすることになりました。

業者の選定から予算を組んで工事内容の打ち合わせ等について
課長としては、一切口出しをしないので、まずはお前が思ったようにやってみろ。何かあったら責任は俺が取ってやる・・・と言う話になったので、そのつもりで話を進めていきました。

任せられた通り、私が実際に予算を決めて職人さんと打ち合わせをし、工事費の見積もりをもらい、材料などの手配をし、お客さんのほうで無事にテレビが映るようになったのを確認して現場は終了しました。

問題はこの後におきました。

工事前に職人さんと打ち合わせをし、見積もりを取ってそれを承認した上で話を進めていったわけですが、

実際に届いた請求書を見ると、当初話し合った金額をオーバーしていたのです。

「これは、マズイ」

そう思った私は課長に報告、相談をしました。

私:「職人さんと話したとき、問題が起きたときは必ず連絡をくださいと伝えておきました。実際は何も連絡されずに、そのまま進んでしまいました。それで請求金額が変わってしまいました。」

課長:「現場を見に行かなかったお前が悪いんだろ」

私:「私はその時、部長から指示された別件の仕事をやっていました。課長もそれを知っていたじゃないですか。そもそも最初から自分たちで工事ができないから外注業者を手配してお願いしたのではないですか?」

課長:「工事費に関しては、俺が直接職人と話す。お前はもうタッチしなくていい」

そのときは、これで決着したかのように見えていたのですが、予想外のことが起こりました。

この話は課長経由ですぐに部長に伝わり,


部長は工事費の請求書を見て怒りだし、「最初の約束と話が違うじゃないか」と大幅な値下げを要求したのです。

その後すぐに職人さんが私のところに電話をかけてきて
「緊急だって無理を言ってきたのはそっちだろ?大変だから何とかしてくれと頼んできたから工事してやったんだぞ。現場をやった後に値下げ交渉とは何事だ?」と言うのです。

私:「問題や変更が起きた場合は、勝手に進めないでください。先に連絡くださいねと言っておいたはず。ところが実際は何も連絡せずに勝手に現場を進めてきましたよね?」

今度は職人さんがキレました。
「分かった。お宅から頼まれた仕事は今後はもう二度とやらない。しょうがないから、今回の工事費だけは値引きしてやる。でも、もう連絡してこないでくれ」

後で値下げ交渉の流れを聞いたのですが、部長は外注業者を恫喝し、まるでアルバイトの高校生にでも仕事をさせたかのような、時給換算にしたのかよと言うくらいの金額まで大きく下げるように交渉し、

最初に話し合った見積もり金額よりもさらに値下げをするように言ったらしいのです。
そりゃぁ職人が怒り出すわけだ・・・・。

後だしじゃんけんで負けろと言われたのと一緒ですから。

私は課長に言いました。
「一応これで収まりましたけど、最初の見積もり金額以下で話を強引につけさせるっておかしくないですか?」

課長:「何の相談もなく、勝手に工事を進めて最初の打ち合わせよりも上乗せで請求してきた相手が悪い。今後、何かの工事があったらそのときは他を探して頼めばいい」

部長:「お前、逆らうのか?」

私:「逆らっていません。意見を言っただけです」

部長:「上司に反抗するとは何事だ?」

私:「そもそも最初は課長の指揮命令で進んだ話です。忙しいけど、そこを何とかやりくりして当社のためにと言ってくれ工事に入ってくれた職人さんに対しては申し訳ないと思います。もちろん相談なしで追加請求する相手もどうかと思いますが、最終的には見積もり金額以下の破格の安い値段で強引に話をつけさせるのもどうかと思います。」

部長:「上司の進め方にケチつけるのか?」(←ここで部長がエキサイトし始める)

私:「文句やケチじゃないです。意見を言っているだけです」(←ここで私がエキサイトし始める)

私:「そもそも見積もり金額以下にしかならない仕事なんて、最初から請けなきゃ良かったと相手は思っているんじゃないですか?」

部長:「お前はヒラ社員なの。課長や部長の言うことだけ聞いていればいい。」

私:「だったら、今回の話も最初から課長が全部管理して進めればよかったじゃないですか?」

私:「ついでだから言わせてもらいますが、部長はどんなに些細なことでも逐一報告しろと命令されるじゃないですか。それで電話をかけたらそんな細かいこと、いちいち言わんでもいいって怒鳴ったこともあるじゃないですか。一体何なんですか。」


部長:「あー分かったよ!!てめぇなんかやめちまえバカヤロー!!帰れー!!」
会社のフロア全体に響きわたるくらいの大声で怒鳴られました。

私:「分かったよ!!こんな仕事やってられねぇよ、バカヤロー!帰ってやるよ!!てめぇらで一生勝手にやってろよ」
こちらも同じくらいの大声で怒鳴り返しました。

同時に手に持っていたメモ帳に時間と場所、話の内容を書いておきました。

まさに売り言葉に買い言葉。職場全体がシーンとなっていました。

その足で、私は総務課長のところに行き「会社辞めることにしたんで、退職願いは郵送します」と吐き捨て、会社から支給された携帯電話を置いてそのまま帰宅しました。

直属の課長は何もせず、その場で固まっていました。

同じフロアで働いていた大勢の社員は見て見ぬふりをしていました。


帰宅した後すぐに紙に日時と場所を明記し、このとき仕事の進め方を巡って部長からバカヤロー、やめちまえ、帰れと言われたので、そのように退職することにしました。これは大勢の人が聞いている目の前で、部長が一方的に言ってきたことです。会社都合の退職として扱ってくださいという内容で退職願いを書いて社長の自宅へ速達で郵送しておきました。

後日、総務課長が家まで来て
「部長が君にやめちまえ、バカヤロー、帰れと言ったよね。あれは君に発破をかけるつもりで言っていたそうだよ。おまけに言うと、やめちまえと言っていたのは、そのとき君がやっていた仕事をやめろと言っただけだと部長は言っていました」と言われたので、

「部長の命令は絶対だ」と言った人が「そのときにやっていた仕事だけをやめるなんてできるのですか?バカバカしい。もう話も聞きたくないです。帰ってくださいよ。有給を全部消化してから辞めます。どうせ会社都合を撤回させて自己都合でやめさせるために来たんでしょう?」と吠えておきました。

こうやって売り言葉に買い言葉で部長と直接ケンカをし、
引き継ぎもしないで2年勤めた会社を退職しました。

課長を挟んで、部長とケンカをして退職したのは前任者の方も一緒。

結局、その方と同じ轍を踏んでしまいました。

「社会人としてあり得ない」と言われましたが、

「てめぇなんかやめちまえバカヤロー、帰れ」と大声で怒鳴るのも
社会人としてありえない発言だと思っています。

あれから18年くらい経過していますが、未だに忘れることのできない出来事となっています。

今日はこの辺で。

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