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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

21歳の時 テレビ電波障害対策工事の部署へ異動 1 スピリチュアルカウンセラーとの出会い

消防設備の設計、施工、現場管理の仕事を始めて1年が過ぎたとき、
人事異動があってテレビの電波障害対策工事を扱う部署に変わりました。


社員教育の一環としてスピリチュアルカウンセラーの方が会社まで来て
講演会をしたときの出来事を綴ります。


以下、本題となります。


在職当時、職場には総勢80名ほどの社員がいました。

社員全員に課題図書が配られ、事前に本の中身を全部読んでから参加しなさい
という指示がありました。

もちろん本の代金は各自の給料から天引きです。

社長が経営者の会合に参加したとき、経営者仲間から本の著者であるスピリチュアルカウンセラーの方を紹介され、その内容に大きく感動して「是非、ウチの会社の社員たちの前で講演会をやってくれないか」という流れになったようです。

現実をいうと社員のほとんどが常に多くの仕事を抱えて忙しい毎日を過ごしていたので、口には出さないものの「仕事の合間をぬって読書しろだと?本の代金も給料から天引きだしなぁ冗談じゃないよなぁ」という気持ちが心のどこかにあったのだと思います。

私は取締役部長が直接陣頭指揮を執る部署にいたので、有無を言わさず
「先に中身を全部読んでおけ」
「講演会のときはお前が最前列に座れ、その後で感想文を書いて総務課に提出しろ」
という指示まで出されていました。

他の社員にはここまでの指示は出されていませんでした。

普段はどんなに忙しく働いている社員でも、この講演会の日だけは社長からの厳命で
現場仕事や営業に出ている全ての社員が帰社し、
予定の日時には全員が集会場で着席して待っているほど異例の対応でした。


総務課の方の司会で講演会がスタート。

この日のためにわざわざ東京から来社していただいたこと、
スピリチュアルカウンセラーの方の略歴を紹介、
ご本人の口から本を執筆した経緯や伝えたかったことなど一通り話していました。

本に書かれた内容をトレースするかのように講演が進む中、
ここでスピリチュアルカウンセラーY氏(以下:Y氏)が突然言いました。

「そこの最前列に座っている方、あなたです。前に出てきてください。」と言われ、
総勢80名ほどの社員がいる中でなぜか私一人だけが指名を受けて、壇上に呼ばれました。

周りの社員からは軽くクスクスと失笑が漏れています。
「あ、アイツ、呼ばれたな・・・」という感じでした。

Y氏:「あなたはスピリチュアルやヒーリングという言葉を知っていますか?」

私:「先生の著書を読んできましたので、単語は知っています。しかし、効果については体感したことがありません。」

Y氏:「そうですか。ならばこれはどうですか」と言いながら、


突然、私の腰に手を当ててきたのです。
ホッカイロのような何か温かいもの?
それよりももっと熱いものを直接腰に当てられているような感覚になりました。

私:「手にホッカイロとか持っているんですか?熱さを感じます。」

Y氏:「素手で触っているだけです。これがヒーリングです。ちなみにここの場所はチャクラと言って、身体中のエネルギーの流れを担う重要な場所になっています。あなたは初めてでこのエネルギーを感じられたのですから、素質はあると思います。」

私:「人によって効果の出方が違うんですか?」

Y氏:「はい、そうです。試しに他の社員の方にも壇上に上がっていただきましょう。」

他の社員が2名呼ばれて、私と同じように腰に手を当てられていました。

しかしその社員たちは無反応。
マイク越しに「こんなの全然効かないよーウソだー、インチキだー」と叫んで、
皆の笑いを誘っていました。

私:「すみません、私の身体の他の場所も触っていただいてもいいですか?」

Y氏:「いいですよ。」

今度は私の頭をなでるかのように、頭頂部に軽く手を置いたのです。

やはり手が温かいというか、熱いのです。ここもチャクラという場所になるのだとか・・・。

スピリチュアルヒーリングを直接やっていただき、
これは今まで味わったことがないような、
生まれて初めて味わう不思議な感覚だと印象を持ち、
明らかに普通の体温ではないものを感じました。

その後は、東京からわざわざ運んできたというクリスタルボウルをいくつか並べて
皆の前で音を出していました。

私は何となく心地よい音だなと感じていましたが、
その場に居合わせたほとんどの社員は無反応で何も信じていないような表情をしていました。


こんな感じで実演が進み、スピリチュアルカウンセラーの方の講演会が幕を閉じました。


講演会終了後、
私が一人で集会場の片付けや来客用のトイレを掃除していたとき、

そのカウンセラーY氏が偶然、トイレに入ってきてびっくりしました。

周囲にいた社員には聞こえないほどの絶妙な小声で「もしも困ったことがあったら、私のところに連絡をください。次は東京で会いましょう」と言って名刺を渡されたのです。


このカウンセラーの方は、社員とは直接名刺交換をしてはいけないと社長から言われていたみたいですが、私のことに興味を持っていただいたのか?こっそり名刺を渡してきたのです。


その後、すぐにカウンセラーY氏は素知らぬ顔をしてトイレから出て行き、
会社の社長や取締役の方々に連れられて帰っていきました。


後日、総務課の方に呼ばれて講演会の感想を聞かれました。

読書や講演会を通じての感想:
このカウンセラーの方は、もともとはプロスポーツの選手をやっていて、怪我や故障に泣かされて思うような結果を出すことができないまま現役を引退してしまった。
一時期は心身ともに腐ってしまい、人生に対して投げやりになってしまったときに、
スピリチュアルやヒーリングという概念に触れて大きく感動した。

それ以降、口から出る言葉や自分の行動を大切にすることを心掛けていき、
目の前の状況が好転してくのが実感できた。

こういったことを他の人にも知らせたいという思いで本を書いた。

つまり、社長が社員教育の一環としてこの講演会を企画した狙いというのは、

社員一人ひとりが日ごろの行動や言葉を大切にして人間性を成長させていくことで、
おのずと会社の業績も上がっていくのではないかと考えたからではないでしょうか?

という話をし、感想文を提出しておきました。

会社の社長とは一回しか会話をしたことが無かったのですが、
私の感想文や意見は総務課の方から社長に伝えておきますということで話が終わりました。

講演会で話を聞いたからと言って、翌日からすぐに業績が上がることはないと思います。

そんなことは社長もカウンセラーの方も理解しているはず。

それでも会社の取り組みとして社員教育をする、人間性を教育するというのは良いことだなと感じました。

このとき偶然いただいたスピリチュアルカウンセラーの名刺がきっかけとなり、
この後の私の人生が大きく変化していくことを、
このときは知る由もありませんでした。


今日はこの辺で。

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