読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

ラオス語の文書を日本語に翻訳する仕事を承っております。ラオスに辿り着いて翻訳者になるまでの人生の軌跡も綴っています。

20歳の時 消防設備の会社で施工管理の仕事 2 恋人が欲しくて結婚相談所!?

人生の軌跡

自宅⇔職場⇔建築現場の往復だけで時間が過ぎていくような単調な日々を繰り返していたとき、偶然、家のポストに無料の情報誌が投げ込まれたので、軽い気持ちで中身をパラパラとめくり、そこに結婚相談所の広告が掲載されていたことから、単調な日々に変化が現れた話を綴ります。


以下、本題となります。


建築現場に入り浸って、消防設備や弱電設備等の施工管理をする仕事に就きました。

電気工事の職人の世界のように「教えない」「仕事は見て覚えるもの」「手だけ見てろ」のような無言の指導ではなく、

消防設備というのは人命がかかった仕事であり、消防法という法律があるのでそれに乗っ取った施工についてきちん指導を受けながら仕事を覚えていくことができました。

同じ部署の先輩方が総合病院やショッピングモール、分譲マンションなどの大型物件を手掛けていく中、

自分はいくつかの小さな物件を同時進行で担当するようになり、そこにプラスして先輩方の仕事の応援に行くようになるなど一か月あたりの残業や休日出勤は140時間に達し、自宅⇔職場⇔建築現場の往復だけで時間が過ぎていくような日々を繰り返していました。

酒、タバコ、ギャンブル、カラオケ、ボーリングといったことには興味がなく、

多忙な上にお金を使うアテがなく、実家で暮らしていたため毎月の給料のうちいくらかは食費として両親に渡す以外はほとんどを貯金していたので、

ハタチのとき「人生はこんな味気ないことが延々と続くだろうのか」と自問自答を繰り返していました。

貴重な休日を家で寝て過ごしていたとき、自宅のポストに無料の情報誌が投げ込まれているのを見て、軽い気持ちで中身をパラパラとめくって読んでみたところ、

地元にあるお店や商品の情報、趣味仲間の募集や欲しいものの個人売買の欄など色々な情報の他に、

とある結婚相談所の広告が掲載されていて、そこに大きな興味を持ちました。

内容を要約すると

  • 定期的に皆が気軽に集まるようなパーティやイベントを企画するので、そこに気軽に参加していくことで将来の結婚を意識した男女が集まり、自然な形で出会って相性が良ければお付き合いして、結婚・・・
  • もちろん、従来の結婚相談所にあるようなお見合い形式の面談を設定をすることもできる。

というようなことが書かれていました。

ハタチで結婚相談所を利用するだなんて、時期尚早?

そんなことはありません。

6~7年先の自分を見越して、本当に結婚を意識するとはどういうことか肌で感じたい。それまでの人生では、片思いで告白するのはいいけど女性とお付き合いした経験が無く、女性と知り合う場所に出向いてみたいという気持ちがあり、

とりあえず話を聞いてみようという軽い気持ちでそこの広告に書かれた番号に電話をかけ、
アポを取って事務所まで相談に行ったのです。

対応してくださった事務所の方からとても真摯な姿勢で結婚相談所の実情を話していただき、


私は生まれて初めて自分の人生でチャレンジをしたいという気持ちになりました。


まずは、結婚相談所への入会金システムやパーティーやイベントなどに参加する場合の説明、もしもそこの紹介所に登録している女性と知りあって結婚に至った場合、成婚の報酬としていくら支払いをすることになるのか?について話していただきました。

世間によくある結婚相談所は、
「あなたたちのため」というお見合いも実は報酬目当てなだけ(ビジネスですから)

「あの人がいいな」と軽く言っただけで、おせっかいなやり手ババアみたいな人から無理やりくっつけられそうになる(ビジネスですから)

という話を聞かされました。

あと、結婚相談所で知り合った男女が結婚を決めたとき、本来は相談所に対して成婚の報酬を支払いをしなければならないという契約をしているにもかかわらず、

結婚前にわざと退会し、そのお金を踏み倒してから結婚するカップルがたまにいること、
そういう人は必ずバレて立派な契約違反になるので、裁判を起こすケースがあると聞きました。


そこの結婚相談所では、当時は同業他社にない入会システムも確立していて、

独身男性はダイヤリングを購入し、その内訳には入会金や成婚の場合の報奨金も含まれているので、そういう入会方法もあるという説明を受けました。

「へぇ~世の中にはそんな仕組みがあるんだ」くらいの印象を持ち、
若かった私は、未来の自分に挑戦するという意味を持って相談に来ていたことを考え、

ロンドンタイヤモンドギャラリーという会社が手掛けている77面ハートエクセレントカットというダイヤリングをローンで購入することをあっさりと決め、

いくらかの頭金を現金で支払った上で、毎月15,000円くらいの支払いを5年(60回払い)で契約し、審査も問題なく通過。

もちろん高い金利や手数料などもあったのだと思いますが、
総額で80万円近い買い物と引き換えに、そこに正式に入会したのです。

将来を見据え、当時ハタチでダイヤリングを購入。

自分には大きな賭けでもありました。

ローンの返済が終わるのは25歳くらい。
その後にダイヤリングを渡してもいいと思えるような女性と知り合って、奥さんにできればいいなと真剣に考えていましたし、

確かに結婚した後にも、ローンを払い続けることを想像したら
先に払いきってしまったほうがいいというのは理解していました。

そのためには自分が何を頑張らなければならないのか?

ダイヤリングを誰にも渡せなかった場合のことを想像しては、
本気で震え上がっていました。

もしも、渡すことができなかったら、そのときは努力が足らなかった自分が悪いだけ・・・
ローンで払ったお金はそのための授業料なんだと考えていました。

こうして、私はハタチのときに結婚相談所に登録をしたのです。

まだ若かったことで
周囲の男の人や年上の女性の方からは「子供ね~」みたいに見られていました。

結婚に向かって切羽詰まってガツガツと女の人を探すようなことは全くしませんでしたが、

確かにイベントやパーティなどを通じ、結婚を意識した女性と言うのはこういうことなんだというのを実際に何人かと親しくなってみて、実感しました。

もしも、自宅⇔会社⇔建築現場の往復だけの単調な暮らしを続けていたのであれば、
決して体験することのないくらい貴重な体験でした。

ハタチのときに6~7年後の自分を見越して、実際に行動を起こしながら、

同時に、情報誌に掲載されていた「ねるとんパーティ」にも参加するようになり、

仕事のすき間時間を狙っては、女性との出会いを求めて積極的に動くようにしていきました。

今、思えば無鉄砲、無計画な行動でしたが、別に恥じることは何もないし、
むしろ仕事を頑張ろうという原動力にもなりえるくらいの体験でした。


今日はこの辺で。


広告を非表示にする