読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

(続) 19歳のとき 電気工事業の会社に就職 5 反旗を翻す

しゃべらないことを強制される仕事をしていくうちに、うつ状態まで追い込まれ、
心身共に大きなダメージを受けている中で反旗を翻すことを決めました。

結果的には勤務先の社長と話しても埒が明かなかったので、
短気を起こした勢いで「辞めてやらぁ」と口走った出来事を綴ります。

社長には相談があると伝えておき、事前に日時を決めて予定を開けていただきました。

私:「社長、職業安定所の求人票に書かれていたように、未経験からでもきちんと教えますっていう内容・・・やっぱりあれは真っ赤な嘘だったんですよね?」

社長:「何だその反抗的な態度は?誰がお前を食わせてやっていると思っているんだ(怒)」

私:「食わせてやっているとか、恩着せがましいです。指導や育てるという意味では、アルバイトできているOさんだけは、こちらに技術を授けていただいている事は分かりますが、他の熟練工や先輩方はどうなんですか?」

社長:「職人の世界はいちいち教えないの。まだそれが分からないのか。」

私:「はい、分かりません。彼らは自分たちのことしか考えていないじゃないですか?現場の作業でこちらが失敗しても指摘もされずに黙ったままで勝手に直されてしまうなんておかしいと思います。一日に二言しか話さず、ろくな会話やコミュニケーションもない世界のどこが職人の世界で美学なんですかね?やっぱり求人票には真っ赤な嘘を書いたということですよね?」

社長:「・・・」

私:「若いというだけで、こちらの意見を聞くつもりは全くないですよね。何か言えば黙ってろ、食わせてやっているんだ・・・ですか?」

社長:「実力も経験も無い奴は黙ってろ。言われたことだけやってろ。」

私:「言われたことだけ?何もしゃべらない職場で何か言われましたかね?そもそも会話がないじゃないですか。」

私:「この前、Nさんが脚立を固定するのを忘れて高速道路を走り、強風に煽られて脚立を落としたまま現場に来たって話、御存知ないですか?」

社長:「今、初めて聞いたけど」

私:「会社名が大きく書かれた脚立を高速道路の上に落として来たんですよ。それが原因で後続車が事故を起こしたらどうするんですか?路肩の非常用電話を使えばいいのに、警察や道路公団に連絡せずに放ったままですよ。それを聞いたSさんとMさんからは「お前らは黙ってろ」と言われていました。だから、ろくな会話もコミュニケーションも無いって言っているんです。このままだと、いつか大きな事故になります。」

社長:「若い奴が生意気な・・・」

私:「もうこちらの話を聞く気は全く無いですよね?」

社長:「無いね」

私:「そうですか・・・これじゃ折り合えないので、会社を辞めますよ。それでいいですよね?」

社長:「あー好きにしやがれ」

私:「明日、退職願を出しますね。きっちり有給休暇は消化していきますので」

社長:「お前、育ててやった恩を仇で返すとは」

私:「恩?何ですかそれ?恩義だと感じた部分は何もありませんけど」

社長:「もういい、今日は帰れ」


こんな感じでケンカ別れのようになりました。

誰も仲裁することなく、二度と話し合いの場を持たないままで、
正社員で勤めていた会社を1年で退職しました。

そういえば、話し合いの数日前に
成人式のお祝いとしていくらか現金を包んでいただいたのですが、

「そんな金いらねぇよバーカ」と思って、そのままのし袋に入った状態で
社長の自宅のポストに入れてこっそり返却しておきました。

お金や生活のためとはいえ、プライドを捨てて我慢しますか?

若いと言うだけで、意見や相談は何も聞いてもらえないのなら、
そんな人はこちらから願い下げです。

そりゃ、家族や友人たちから散々言われましたよ。

「お前の人生って、得したことよりも損したことの方が多いだろ?」

はい、そうです。

たいした技術を教わったわけでもないのに、

心身ともに追い込まれてうつ状態にさせられ、病院に行く時間も無くて

そんな状態になっているところに
「食わせてやっているんだ」「育ててやった」などと恩を着せてくるような人に対して、
自分のプライドを曲げてまで付き合う必要はないと考えています。


電気工事業の会社に在職しているときに20歳の誕生日を迎え、
同時に、そもそも自分は働くのに向いていないのかなと気付き始めた時期でもありました。


今日はこの辺で。

広告を非表示にする