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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

ラオス語の文書を日本語に翻訳する仕事を承っております。ラオスに辿り着いて翻訳者になるまでの人生の軌跡も綴っています。

(続) 高校卒業後 19歳のとき 新聞販売店という蟻地獄から抜けた後の話

人生の軌跡

通信制高校を卒業後、正社員・各種保険完備と大きく書かれた新聞販売店の求人広告を見て応募して、採用されたわけですが、

パートさん達と経営者夫婦がお金のことで揉めていたり、

自分自身もすぐに正社員・各種保険完備という話で就職したのに、
実際は月給制のアルバイト扱いにされていたことを知り、

社長夫婦とは話し合いをしても折り合いがつかなかったので、退職をしました。

今回は、その蟻地獄から抜け出した後のことを綴っていきます。

辞めた後の話を知っているのは、そこの新聞販売店で働いていた方が、わざわざ夕刊配達の途中で、我が家に寄ってまであれこれベラベラとご丁寧にしゃべって行ったからです。

私が退職してから、新聞販売店では私が担当していた仕事を誰がやるのかでまた揉め事が起こったそうです。

パートさん達を裏で動かし、中心的な役割を果たしていたボス猿さんにその役目が打診されたようですが、

ボス猿さん:「勤続3年の慰労金、現金で10万円支給がされていないし、辞めていった子なんて、正社員で各種保険完備の約束で入ったのに、ろくに健康保険証すらもらえなかったんでしょう。そんな仕事、誰がやるもんですか。私は今のままの仕事で充分です。」

もう一人の社員M君:「ボクは車の運転免許がないから・・・・」

ボス猿さん:「誰もアンタなんかに頼まないわよ、心配しなくていいわwww」

社長:「誰か代わりがいないのか?」

ボス猿さん:「社長か奥さんがやればいいじゃないですか。ここにいるパートさん達はあくまで朝刊配達だけの用件で来ていますから。」

社長:「我々はやらない、これは従業員の誰かがやるべき仕事」

ボス猿さん:「また求人広告でも出したらどうですか、誇大広告でも嘘でも何でも書けばいいじゃないですか」

こんなやり取りがあったそうです。

事あるごとに、パートの皆さんは慰労金10万円の話をして、それがもらえるなら・・・とお願いをしたそうですが、結局社長としては、それはビタ一文払わないと言って突っぱねるを繰り返していたそうです。

そのときはまだ新聞の購読者となっているお客様たちには何の迷惑もかけていない状態でしたので、お店の中だけの揉め事で済まされていたのですが、
従業員の管理、お店の経営などはうまくいかなくなっていました。

普段の仕事では配達に出ると、配り終えたときはお店まで戻ってくるのですが、

職場の雰囲気がかなり悪くなってからは、
配達が終わってからは、お店に戻らずに
自宅へ直帰する人がほとんどだったそうです。

パートさん達から「3年間も頑張って働いてきたのに慰労金がもらえないと言われ、騙された気分になった。とても悔しいので私たちはストライキでもボイコットでも何でもやる」と言われたことがありますし、

弁護士を入れることについては、パートさん達で話し合ったものの、
着手金の支払いと弁護士や裁判所での手続きをいつ誰がやるかで折り合いがつかず、
結局は泣き寝入りするくらいなら、職場をボイコットするかストライキを起こすか
という打ち合わせをしていたそうです。

でも、あんたら、
労金の10万円は欲しいけど、それ以外の面倒なことは全て誰かに押し付けようって
考えだったんだろ?

私はそのように感じていました。

私から○○新聞本社内にある各新聞販売店に対するマネジメントをする部署の方には色々とその話を伝えてあったので、そこの担当者が本格的に動き出したそうです。

ある日突然、本社の担当部署の方が、経営コンサルティング会社の社員の方を連れて、○○新聞販売店を訪問し、経営者夫婦とパートさん達がいる目の前で「この中で、勤続3年を過ぎた方は何名いらっしゃるのですか?」「最初の求人広告にあった慰労金10万円を支給されなかった人は何名ですか?」と大きな声で聞いたところ、ほとんどのパートさんが「はーい、私です」と挙手。

「そうですか。分かりました。これからは、私たち本社の担当部署と経営コンサルティング会社の者も職場にいるようにします。今までいろいろとご迷惑をおかけしてしまって申し訳なかったです。これから何か困ったことがあったら、どんな些細なことでもいいのでこちらに言ってきてくださいね」と宣言。

経営者夫婦は顔が真っ青になったことでしょう。アポ無しで本社がいきなり来るわけですから。

実は、本社の方と経営コンサルティング会社の方は事前に話し合いを重ねてあり、二代目の社長夫婦に新聞販売店の経営は無理だと判断、ゆくゆくはこのお店から正規販売店の権利を取り上げるつもりで来ていたそうです。

○○新聞本社内のマネジメント担当部署にはそれだけの権限が与えられていたのです。

本社からすれば、販売店のミスによって、朝刊配達のパートさん達が反乱を起こして購読者となっているお客様のところに新聞が届かないなどという失態はどうしても避けたかったのでしょう。

徐々にゆっくりと時間をかけながら、個人でやっている新聞販売店に対して経営面で指導が入るようになり、パートさん達への接し方、声のかけ方から始まって、事務員さんの帳簿関係も全部見直しをされるなど、指導と言う名の制裁が加えられたそうです。

しばらくしてからその○○新聞店は廃業になったということでした。

もちろん、購読者となっている全てのお客様には一切の迷惑をかけることなく、本社が別ルートで立ち上げた新しい販売店から同じ新聞が配達されることになり、それまでの○○新聞販売店で働いていた従業員の中で希望した人は新しいお店で働けるようになり、配達コースも従来通りのままになったそうです。

パートさん達は朝刊配達だけという約束は変わらなかったのですが、欠勤の多い人や営業成績の悪かった人、経営コンサルティング会社の方が決めた方針に従うことができないような人たちなど数名は自主的に職場を去って行ったそうです・・・・。

労金の10万円に関しては、現金一括で15人に払うのはさすがに難しいので、
そこは、毎月の手当を支給していくことで折り合いがついたそうです。

ちなみに、パートさん達を裏で動かすなど、
人間関係を牛耳っていたボス猿さんはどうなったのかというと・・・

表向きには、一身上の都合で退職をしたことになっていますが、

実際は、経営コンサルティング会社の社員の方が立てた経営方針に反抗し、
それによって、職場を去ることになったそうです。

ただ、このボス猿さんってすごくしたたかな方なんです・・・・

一度その地域で新聞配達の仕事をした人は、退職後1年くらいは同じ地域にある同業他社に勤めてはいけないという不文律のローカルルールが存在していたらしいのですが、

その禁忌を破って、すぐに配達区域が重なっている同業他社の××新聞販売店へと転職していってしまいました。

さらにボス猿さんが用意周到だったのは、前職の○○新聞販売店だったときにご自分で営業してつけたお客さんをごっそり奪って××新聞店の契約に切り替えさせたそうです。

購読者としては、同じ新聞が読めるし、ボス猿さんという人柄を買ってのことでしたので、何の問題もなかったそうです。

労金がもらえなかったことを根に持ったボス猿さんは、自分で営業して契約したお客さんをごっそり引き抜いて新しい××販売店に移すことで、新しい営業成績を上げて、慰労金の金額分になるように計画をしていたそうです。

夕刊の配達の途中で我が家に寄ってベラベラしゃべって行った人って、実はボス猿さんご本人だったのです。
「新しい新聞店で働くことになったから、友達でしょ?今度はウチから新聞取ってよ」と営業に来て、その流れでの雑談だったのです。

そんなしたたかな人から契約してくれって頼まれても、
断るに決まっているじゃないですか。

この人のすごいところはそれだけではありません。

前職の○○新聞店時代、同じ配達区域内だった××新聞店の方と知り合い、区域内の同じコンビニを利用して休憩時間を合わせて落ち会ったりするようになり、いつの間には二人はお付き合いするような関係にまでなり、それがあったからこそ、ローカルルールを破ってまで、同業他社へすぐに転職できたと言われています。


熟年の方たちが不倫ですか。

別にこちらに被害が無いなら好きにすればいいじゃないですか。

もしも、ボス猿さんみたいな女性が夜の相手だったら、
萎えて勃たんわー。EDになるわー。想像もしたくないわー。

Σ(゚д゚; おぇー


もう二度と関わり合いを持ちたくない人たちの話でした。

高校卒業後、19歳の時に入社した新聞販売店での話はこれでおしまい。

今日はこの辺で。


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