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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

(続) 高校3年生のときの話 1 親友と三角関係

通信制高校で3年生になり、学業とアルバイトを両立させる生活を続けていました。

4月になってまた色々な境遇を持った方、新しい社会人の方などが高校卒の資格を取るために入学してきました。

後に一生涯の親友となる人と女の子を巡って三角関係になった話を綴ります。


新しい授業を選択し、顔ぶれが変わってきた中で一人の社会人の方がこちらに話しかけてきてきてくれました。

私が17歳のとき、その方はもう25歳になっていて本人なりに人生の再起をかけて勉強しに来たと言っていました。

その方はHさんという男性で、境遇を聞くとご自身の父親が教育熱心ではなくて「中学校を出たら働け」と言いながら家で酒を飲んでは暴力を奮うような人で頻繁に仕事が変わるような人だったと言っていました。

どこか自分の人生と共通している部分を感じ、それまで知らなかった価値観や人生経験など色々なことを教えてくれて尊敬の気持ちを持って接していました。

高校生のときに知り合った社会人の話は、とても新鮮な世界だと感じました。

自分はかつて恋をして破れてしまったけど、それでも仲良くしていた一つ年下の女の子・YちゃんとHさんを引き合わせて、一緒に仲良くしては勉強を教え合ったり、どこかで食事をするなど親しくしていました。

実は自分の心の中で、まだYちゃんを諦めきれないで引きずっていた状態でいたのですが、Hさんはもう25歳だし、16,7歳の高校生など恋愛対象じゃないと思っていたからこそ引き合わせたのです。

しかし、自分の知らないところでHさん(25歳)とYちゃん(16歳)は親しく連絡を取り合うようになり、いつの間にか恋人関係になっていたのです。

HさんとYちゃんは話し合ったそうです。
Hさん:「アイツとの関係、どうしよう。このまま黙っているわけにはいかない。」
Yちゃん:「私からもあの人にきちんと言わなきゃいけない。すごく色々と良くしてもらったし、黙っていたら裏切りになっちゃうよね」

Hさん:「じゃ、俺が彼を呼び出して全部話しておく。」

自分が知らないところで、二人の間ではこんな会話をしていたらしいです。

そして、ある日の晩にHさんから電話で呼ばれて「ちょっと、ドライブに行かない?」と誘われました。

たわいもない会話をしながら、広い公園の駐車場に車を停め、自販機で買ってきた缶コーヒーを飲みながらHさんは話を切りだしました。

Hさん:「あのさ、今日はどうしても話しておかなきゃいけないことがあってさ。」

私:「はい、どんなことですかね?」

Hさん:「単刀直入に言うけど、お前まだYちゃんのことが好きだろ?」

私:「はい、確かに。」

Hさん:「あのさ、俺とYちゃんは恋人同士としてお付き合いすることになった。」

私:「えぇ~(T_T)」

Hさん:「実は言うと、俺は仕事しながら通信制まで勉強に来ているし、卒業したらYちゃんと結婚しようかなとも思っている。」

私:「えぇ~(T_T)」

Hさん:「だからさ、Yちゃんのことはもう諦めてくれ。そして、もしもお前が俺たちのことを良く思わないなら縁を切ってくれても構わない。気に入らなかったら、この場で思い切り顔をブン殴ってもいい。ただ、それでスッキリして今後は揉め事は無しにしてもらいたい。そのためにこうやって呼んで話をしたんだ。」

私:「えぇ~(T_T)」「ただ納得がいかないけど、俺はHさんに会って、それまで知らなかった色々なことを教えてもらいました。車であちこちに連れて行ってもらったりもしました。友達がいなかった自分にとっては初めて親友ができたなという感覚がしました。だから恋愛のことと友達のことは分けて考えます。俺はYちゃんからは手を引きます。Yちゃんのことは抜きにして考えて、Hさんとは一生のお付き合いができたらいいなと思っています。別に取られたとか思っていません。Yちゃんとは恋愛感情を抜きにして接します。」

Hさん:「分かった。ありがとう。これからも仲良くできたらいいと思う。お前がプレゼントしたティファニーのボールペン、あれは大事に持っておけと言っておく。お前もそのために額に汗して働いたんだろ。粗末に扱うことはできない。」

文章だとこんな話ですが、実際は夜が明けて次の日の朝になるくらいの時間まで公園に停めた車の中で話し込みました。

約束通り、Yちゃんとは平静を装って接するようにし、Hさんとも友達関係は続けていました。

もしも仲良くする友達を間違えていたら、「女を横取りされた」「魅力のない奴が悪い」でしょうもない揉め事を起こしていたことでしょう。

自分は17歳のときに三角関係のようになってこんな話をして、ここに書いたような形で気持ちの整理をつけました。

高校を卒業して20年以上経過していますが、そのHさんとは今でも親友同士として仲良くしています。

理屈は分かるけど、感情の面でなかなか納得がいかなかった部分もありましたが、当時はこのような形で話を納めて良かったと思います。


ມື້ນີ້ພັກຜ່ອນ ! (今日はもう休もう!)

 

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