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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

紆余曲折の人生をストレートに表現しています。

(続) 高校2年生のときの話 2 通信制の高校に転入・アルバイト

工業高校の電気科2年のとき、学校で暴力事件がありました。

私は不良グループから一方的に殴られた被害者の立場ですが、
事件をきっかけに、退学ではなく転校という手続きを経て
通信制の高校に転入しました。

双方の先生から合意を得た上で書類の手続きが進み、
電気科で取得した単位数を引き継ぐことができたので、
とても助かりました。

(退学だと成績が抹消されるため、単位を引き継ぐことはできません。)

全日制や定時制とは違い、
通信制の魅力は何と言っても、毎日学校に行かなくても良いことでした。

そのかわり、レポートと呼ばれる宿題を自宅で進めて、
書き終えたら通信教育専用の封筒に中身を入れ、
郵便ポストに投函して学校に送るというように、
自分のペースで進めることができるような仕組みになっていました。

通信制で心掛ける点は、
徹底した自己管理が必要なことでした。

当時、私は現役の高校生のままで転校してきて、
毎日自分で勉強をする習慣がすでに身についていたので、

通信制のカリキュラムを全て把握し、
予定を決めて、それに沿って
選択したすべての教科で順調に単位を取って
無事にクリアしてきました。

自由に時間を使うことができ、

誰からも注意を受けない環境なので、
仕事の忙しさや遊びなどで周囲に流されてしまい、
レポートの提出が遅れたり、
スクーリングに出られなかった人は容赦なく成績を落とされ、
単位が取れなくて、卒業させてもらえないなど、

現実はそのような人たちの方が圧倒的多数でした。

入学式のときは1,000人ほどいたはずが、
卒業式のときは200人分並べた椅子が
埋まっていませんでした。

ということは、
入学した人の8割くらいは、
卒業できないことをそのまま意味していましたので、

無事に卒業までたどり着くには
それなりの努力が求められる環境ではありました。

全日制や定時制は毎日学校に行くことが大変です。

その分、怠けていても先生が「授業に出席しろ」「宿題を出せ」
「テストの点数が悪いなら赤点」「赤点取ったら追試を受けろ」
などのようにわざわざ丁寧に教えてくれますよね。

通信制なんか書類の手続きさえすれば、
バカでも入れると揶揄されたことがありますが、

レポートやスクーリングが足らないなど、
そういうことに対しては、先生方は徹底して無視します。

「あと、何回クリアすれば単位の認定になります」
なんて誰も注意などしてくれません。

全てが自己責任になります。
通信制で一度落ちこぼれた人が、
そこから巻き返すことは非常に困難だったと思います。




高校2年で16歳だった私は通信制に転入し、
授業やレポートなど単位を取るための仕組みを理解してから、

何かできる仕事をしようと考えて、
近所のコンビニで無料の求人誌をもらってきて
色々な仕事内容を調べました。

ほとんどの求人内容に記載されていたのは、

  • 18歳以上、高卒以上。
  • 要普通免許

この2点セットです。

最低限どこの会社でも応募の条件として掲げられていました。

「うわ・・・これじゃ条件に当てはまっていないじゃん( ̄Д ̄;)」

16歳でも応募できる仕事はないのだろうかと
しばらくは求人誌とにらめっこする日が続きました。

両親や先生など誰かからの話を聞くまでもなく、
数回ほど求人誌に目を通しただけで、

社会で働くには高校卒業は絶対必要条件なんだ。
途中で高校を辞めてしまった人は
高校中退とか中卒という扱いだから、

やっぱり自分は通信制でも頑張って高校卒業の資格は取るべきなんだと改めて認識すると共に、
厳しい現実を突きつけられたような気分になりました。

そんなことを感じながら生活をしていたとき、
たまたま偶然、買い物で寄ったイトーヨーカドーというスーパーで、
アルバイトを募集するチラシが貼られていたのを発見し、

その場で連絡先を書きとめ、
帰宅してすぐに担当の方へ電話をかけました。

生まれて初めて履歴書を準備し、
近所の写真館で撮った顔写真も貼り付け、
当時は16歳でしたので、保護者の署名捺印も添えるように言われ、

決められた日時に担当者の方と面談になりました。

募集に貼られていたのは
生鮮食料品売り場の裏方で青果、鮮魚、精肉など
必要な大きさにカットし、パックに包装して重さを測るという
ことが書かれていたので、そのつもりで面談に行ったのですが、

「これから募集を出そうと思っていた仕事なんだけど、
建物の裏側に商品を搬入する場所があって、
商品管理や検品、トラックから荷物を下ろして各売り場に仕分けするような
仕事があるんだけどどう?募集とは違う内容だけどやってみないか?」と言われ、


「はい!採用していただけるなら頑張って働かせていただきます」
とその場ですぐに返事をし、

通信制の授業のことを改めて伝えてから、

「勉強とアルバイトを両立できるように配慮してあげるから」
と認めていただき、お互いに合意できたので、

雇用契約書に署名捺印をして働くことになりました。

当時、毎週火曜日と日曜日は
学校のスクーリングのために休日とし、

それ以外の日は毎日朝7時から午後15時まで
時給750円で働くという内容でした。
(規則によって高校生は8時間労働が禁止されていて、7時間までが上限)

毎日、学校には行かなくても良くなったかわりに
16歳からアルバイトとして社会で働きながら、
通信制の勉強も並行するという生活を始めることになったのです。

大人になった今、
朝7時からのスタートで時給750円で
仕事ができるか?って言われたら
疑問が残りますが、当時は無我夢中で取り組みました。

長くなったので、今日はこの辺で。


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