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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

ラオス語の文書を日本語に翻訳する仕事を承っております。ラオスに辿り着いて翻訳者になるまでの人生の軌跡も綴っています。

(続) 中学3年生のときの話 2 人生が詰む前兆

人生の軌跡

心に抱えた問題を乗り越えて整理をつけるために、この記事を投稿します。
同時に、私はこういう過程を経て今に至っていることを伝えたいのです。


以下、本題となります。

中学3年になったと同時に「高校はどうする?」「将来は何になりたいのか?」
ということで学校や家の中、塾の授業でもそのような話題が挙がるようになりました。

小学生のころ身体が小さくて、勉強・運動共に成果を残せないままでいたとき、

父親からは「勉強も分からないようなバカはお菓子を食うな」と言われていました。

生まれてから一度も誉められた経験がなかったこと、
心のどこかで父親に認めてもらおうという気持ちから、
中学生になってからは進学塾に通って勉強していたことを覚えています。

15歳の自分なりに進路について悩んで考え抜いた結果、

(今の若者からは笑われてしまいそうな話で、
パソコンではなくて化石だと思われてしまうかも?)

当時の友人宅でNECPC-9801 FAやFUJITSU FM-TOWNSというパソコンを見て、
それはもう子供だった自分にとっては革命的といっていいくらいの衝撃を受けました。

「なんてすごいパソコンだ!」
「将来はこういったパソコンを開発する仕事がしたい。」
「そのためには、工業高等専門学校(工業高専)か大学の工学部に進学したい」と考えるようになりました。

同時に心の底から、地元の同級生たちや周りの不良やいじめっこ達との関係を断ち切りたかったことも踏まえて、

中学校を卒業した後は、県内にある全寮制の工業高専に進学するか、
大学受験を意識して高校は普通科の学校に行って入試科目に備えたいと
両親や先生に話をしたのです。

自分から言わせれば、
普段から将来の夢や希望などについてまともな会話が何もない状態から
中学3年になった途端に「高校はどうする?」「将来は何になりたいんだ?」って
いきなり聞かれても困るよ・・・という思いはありました。

当時、同じ学年の生徒数が280人ほどいたとき、
勉強して取ったテストの順位は40番が最高でした。

頑張っていたつもりですが、周囲はさらに躍起になって頑張っていて、
このあたりが限界でした。


担任の先生との面談で「この程度の学力で高専は厳しいよ。どこか普通科の高校で3年間勉強して大学の入試科目に備えるというのは良い判断だと思う」と言われました。

ところが、父親の見解は違いました。

「おぃ、上の学校なんか行くな。ウチにそんな金はねぇ。地元の工業高校の電気科に行け。それ以外の高校にするなら学費は出さない」と。

意味が分からず、猛反発しました。

昔は散々「バカ」「勉強しろ」と言ったはずなのに、

進学塾に通ってまで成績を上げ、
いざ「勉強したい」「進学したい」と話をしたら

「ウチは金が無いから進学するな」
「俺が行けと言った学校以外に行くなら金は出さねぇ」
では一貫性が無さすぎです。

地元にある工業高校の電気科に行けと言ったのは、
父親自身が中卒のまま実家の自営業をやっていたこと、
子供には電気のことを覚えさせ、家の仕事を継がせようとしていたこと、
世間体、体裁、見栄だけで子供を電気科に通わせたかったことだったようです。

自分の口で直接説明すればいいのに、そこは何も言わないで
「言わなくても察しろ」という考えを持っているようでした。

自営業として、家で働く父親の姿を目の前で見ていて、
育ててもらったことに対しては感謝しつつも、

「仕事だから」「お前のためだから」と前置きしては、
取引先の方や失敗をした相手を
大声で怒鳴りつける姿は決して尊敬できるものではありませんでした。
電話の口調は巻き舌でしゃべるチンピラそのものでしたから。


そんな仕事の後継者なんかなりたくない!!と思い、
あぁ、15歳で人生が終わったって思いました。


当時は大きな疑問と抵抗を感じつつも、
恐怖のあまり反抗することはできませんでした。

勉強をほとんどしないまま、
やる気のなかった状態で適当にそこの高校を受験して合格し、

中学校を卒業してからは、そこに通うことになったのです。





遥かに時間が経ち、大人になってから

自分が中学3年で進路を決めた当時というのは、父親には愛人がいたこと。

働いたお金は、本人が老後のために貯金するのと愛人のために使っていて、
子供の進学にお金を使うなんてとんでもないと考えていたことを知り愕然としたものでした。

犯罪者ではありませんが、父親としては失格かも!?

まぁ、殺されずに生きていられただけでヨカッタと思うことにしています。

この辺でキリにします。


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