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 肉が行って魚が来る  ຊີ້ນໄປ ປາມາ

ラオス語の文書を日本語に翻訳する仕事を承っております。ラオスに辿り着いて翻訳者になるまでの人生の軌跡も綴っています。

ラオスの不良警官に気をつけろ

Laos

まとめ

  • ラオスでは、外国人が車やオートバイを所有するときは
    例外を除いて本人の名義では車両登録できない。
  • 現地滞在時、KSR110を所有していた。
  • 社外の爆音マフラーに交換したら、
    不良警官から罰金を取られた。
    なので、マフラーは純正のままが良い。
  • 政府や警察を批判するような内容を
    SNSに書いてはいけない。

 

KawasakiのKSR110 ( Made in Thailand )を所有していました。

写真はコチラ。

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外国人は自分の名前で車両登録できないルールになっています。自分の場合、住んでいたアパートの大家さんにお願いして家賃とは別にお金を払って名義人になってもらい、その方の名前で登録書類を作成してナンバーを取得しました。

※Official Passport(緑色)の方は、別のルールがあります。

外国人は名義を貸してもらう立場です。

もしも事故を起こして逃げた場合、
名義人に迷惑がかかってしまうので、
そのことは忘れないようにしましょう。


多くの現地人達はこのルールを知っているのと、
外国人はどうせ引き上げるときに車両を手放すことを
理解しているので、
お小遣いを稼ぐために名義貸しの話を持ちかけてくる人がいました。

最初はフルノーマルで何の問題も無く乗っていたのですが、KSR110は純正マフラーの音が静かすぎるという悩みを抱えていました。


現地でオートバイに乗っていると、日本では考えられないほど車間距離を詰めて接近してくる車両が多く、何回も接触事故を起こしそうになったことがありました。

ラオスの交通事情はマリオカート実写版という世界なのです。

実際に外務省のHPでも、

交通事故が多いので注意してくださいと呼び掛けています。

外務省: 世界の医療事情 ラオス


音の大きなマフラーに交換して、しばらくは接近してくる車両がいない程度で安全に乗ることができていました。

でも、やはりKSRで爆音ということで目立ってしまうからでしょうか。
一部の人からは嫉妬されて快く思われていなかったのだと思います。
誰も近寄ってこないほど安全に乗っていたのに・・・。

ある日、交通警察(ベージュ色の制服)に呼びとめられてしまい、「音の大きなマフラーは法律違反だ」と言われ、近日中にマフラーを戻すような誓約書みたいなものを書かされました。その上で「今度、同じ違反をしたら車両を没収する」という警告を受けました。
 

びっくりしたのは「俺はお前が住んでいる家を知っている。」と言われたことです。つまり、何かあったら貴様の家まで踏み込むからなというメッセージを受け取りました。


違反を認めて用紙にサインしたら、そのまま解放されるのかと思ったのですが、現実はそうはいきませんでした。

「おぃ、まだ終わっていないぞ。このままで帰れるわけないだろう?いくらか置いていけよ」と不良警官から言われ、

その時は、現地通貨のKip(キープ)で150,000kip(現在の日本円でおよそ2,200円)ほど払えと言われました。

 

(現地人が違反したときの罰金の相場は、この金額の3分の1くらい)

 

 そのとき、USドルはいくらか持っていたのですが、現地通貨の持ち合わせが少なかったので「50,000kip(およそ700円くらい)で勘弁して」と言ったところ、

「お前の財布の中にUSドルの札が入っているじゃないか。20ドルで解放してやる」と言われて泣く泣く払わされました。

当時、マフラーのことで不良警官から罰金を巻き上げられたこの件をFacebookに書いたところ、
当時ホームステイをしていた家の人から「お願いだから、警察を批判するような内容は書かないで欲しい。自分たち家族がどんな目に遭わされるか分からないから」と言われて削除したことがあります。

ラオスの正式名称は「ラオス人民民主共和国」といいます。


共産党が支配する一党独裁の国です。
表現や言論については統制されています。

出版物は何を書いて良いのではなく、政府の検閲がありますし、

テレビ、ラジオ、新聞は事前に内容や原稿をチェックされています。

近年ではSNSの利用を制限しようかという動きがあります。

日本では言論や表現の自由は守られていますよね。
当たり前すぎて気にも留めませんが、
ラオスではこの当たり前が制限されています。

 

公安警察から目をつけられたら大変です。

 

公安が一般市民にアルバイトを頼んで、誰か外国人が政府を批判したり反政府デモを企てていないかチェックしていると思った方が身の安全です。

信じがたい話しですが、

現地では密告が推奨されています。

 

これから旅行や
仕事で赴任する予定の方にお願いです。

職場、学校、飲食店など公共のスペースでは、現地の政府や警察などを批判するようなことは決して言わないで下さい。
たとえ、それが日本語であってもいけません。自分の身の安全を守ることにつながります。

 

私が今になって、こんなことをブログに書けるのは、
日本にいて言論の自由が保障された立場にいるからです。

何が何でも「ラオス好き」「ラオスはいいところ」だなんて言う気はないので、その点はご了承いただければと思います。

 

ມື້ນີ້ພັກຜ່ອນ! (今日はもう休もう!)

 

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